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指導士試験認定試験準拠P231~P251 心臓リハビリテーション指導士(心リハ) 講習会で説明された内容

こんばんは、
お花見シーズンもそろそろ終わりでしょうか?

「参考書」指導士試験認定試験準拠P231~P251

 

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

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P231 急性期心筋梗塞のリハビリテーション

・急性期(phase Ⅰ):発症後約4-5日 発症から離床まで
・回復期(phase Ⅱ):約3~6か月程度 離床後~社会復帰
・維持期(phaseⅢ):その後の生涯にわたって続く維持期

 ※この期間分類は、必ず押さえておきましょう

 
P233:急性心筋梗塞14日間CP
 講習会で説明はあっていましたが、試験では出題されず。
 

P235 表14 心筋梗塞二次予防要約 

重要な箇所のみ抜粋 上の方から書くので表にそって文言を探してください

 
減塩1日6g
純アルコール1日30ml未満
脂質管理 脂肪摂取量総エネルギーの25%以下
飽和脂肪酸摂取量7%以下
多価不飽和脂肪酸(特にコレステロール1日300mg以下)
HbA1C6.5%未満
 抗血小板薬 アスピリン50~162mgこれが禁忌の場合 トラピジル300mg ★試験出た
 脂質代謝異常改善薬 高LDL コレステロール血症にスタチン投与

 

 

P237 表15 心臓手術術後急性期リハビリテーションプログラム

講習会で説明されていました。が試験には出ませんでした。
表16 心大血管術後チェックリスト

講習会や試験では説明されてませんが、臨床の現場では大事です。

 

P239:表17心不全患者に対するリハビリ 重要

絶対的禁忌
1:最近3-5日間で安静時、労作時の運動耐容能または息切れが進行性に増悪
2低強度で明らかな虚血(2Mets以下 約50w)
10:3週間以内の心筋梗塞
11:新たに発症した心房細動

相対的禁忌
2:持続的または間欠的にDOB治療中
3:運動による収縮期血圧低下
4:NYHA Ⅳ
6:臥位安静時心拍数100/分以上

重要な項目を抜粋しました

 

P239 表18 運動療法の中止または変更を要する基準
1:著明な息切れ又は倦怠感(ボルグ14以上
2:運動中の呼吸数40/分以上
3:Ⅲ音または肺ラ音の出現
4:肺ラ音の増強
5:Ⅱ音肺動脈成分の増強
6:脈圧の減少(収縮期、拡張期の差が10mmHg未満)
7:運動中の血圧低下(10mmhg以上)
8:運動による上室性または心室性期外収縮増強
9:発汗、蒼白または意識混濁

P240 表19 心不全の運動療法における運動処方

運動強度
「開始初期」
屋内歩行50-80m/分×5-10分間orエルゴメーター10-20w×5~10分間程度から開始

「安定期到達目標」
・peak VO2 の40-60%のレベルまたはATレベルのHR
・HR reserveの30-50% or 最大HR50-70%

karvonenの式
{「最高HR-安静HR」×k+安静時HR}
NYHAⅠ-Ⅱ k=0.4~0.5
NYHAⅢ k=0.3
・自覚的運動強度 ボルグ11~13のレベルで

P245 表25 加齢による生理学的指標・健康関連の指標に与える影響

試験で出題されやすい
①不変のもの 安静時HR
②減少するもの:最大HR,最大心拍出量、最大酸素摂取量、肺活量、筋力、柔軟性、骨量、耐糖能
③増加するもの  安静時・運動時HR、反応時間、残気量、体脂肪率、回復時間

P245 各種合併疾患における注意点

DM;低血糖の危険性があるの食後1時間以降に行う
HT:トレーニングを中止する基準は220/105mmHg程度とする。レジスタンス運動時は、valsalva負荷がかからないように
肥満;脂質代謝は中等度以下の運動強度が有利
COPD:88%以下では酸素吸入を考える
腎疾患:ネフローゼ症候群では、寛解期以外は運動禁止


P231~251は、テストでも良く出題されています。ここのページは、試験前に見直すことをお勧めしています。

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