こんにちは、dale cannonです。心臓リハビリテーション指導士試験では、試験前に開催される講習会から試験問題が作成されることがあります。当ブログでは、講習会で説明された内容の情報公開や解説を加えて説明しています。
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おすすめの参考書は以下参照
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- P:102 図66 NYHA分類
- P:131 大動脈疾患 大動脈瘤の種類、stanford分類、DeBakey分類
- 図82 血栓閉塞型か開型 上行大動脈or下降大動脈なのかCT画像で判断が出来るようにしておこう過去問や試験で出題されていましたP:133 ASO
本日は、指導士試験認定準拠P102ー133から講習会で説明された内容をブログに記載しています。ここは重要というポイントには、マーカーを引きています。
P:102 図66 NYHA分類
NYHA分類は、ご存じでしょうか?ニーハ又はそのままNYHAと読みます。心臓リハビリテーション指導士試験の講習会では、NYHAⅢが説明されていました。
薬剤の理解をするためには、効果と副作用を覚えておきましょう。試験では、副作用はどれでしょう?という問題が出題されます
ここでは、各薬剤の効果と副作用についてまとめています。
ジギタリス |
効果:慢性心房細動に対してHR control目的で使用する。 |
副作用;ジギタリス中毒 |
利尿薬 |
例:フロセミド |
効果:肺うっ血や浮腫などの症状を軽減する。 |
副作用;低K,低Mgの危険性がある。 |
アンジオテンシン交換酵素阻害薬 |
効果::左心収縮機能低下に基づく心不全患者や心筋梗塞後の患者の生命予後に対する効果が認められている。 |
副作用;咳嗽、低血圧、血清カリウム値上昇 |
アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬 |
効果:左室収縮機能低下に基づく慢性心不全患者において、単独あるいはアンジオテンシン交換酵素阻害薬に追加することによって、心血管イベント抑制効果を有する。 |
ACE阻害薬が咳等で使用できない場合に投薬する。 |
β遮断薬 |
例:カルベジロール(アーチスト)、ビソプロロール(メインテート)、オノアクト |
効果:心不全入院や死亡率の低下の報告がある。血圧低下、HR低下を有する。 |
副作用;血圧低下、徐脈 |
抗アルドステロン薬 |
例:(スピロノラクトン→アルダクトン、エプレレノン→セララ) |
効果:心血管イベントの発生リスクが抑制 |
副作用;利尿作用あり。→カリウム保持利尿薬のため→高カリウム血症に注意 |
経口強心薬 |
効果:非経口強心薬からの離脱、β遮断薬導入時の心不全増悪予防などに利用される。 |
例:ピモベンダン、ドカルパミン |
副作用;重症不整脈 |
カルシウム拮抗薬 |
効果:降圧や血管攣縮予防も目的で使用、 |
副作用;心収縮力を弱める弱心作用(陰性変力作用) |
P:131 大動脈疾患 大動脈瘤の種類、stanford分類、DeBakey分類
真性動脈瘤:内膜、中膜、外膜すべてが拡張
大動脈解離:大動脈内膜に亀裂が入り、流れ込んできた血液により内膜が二層に離解
仮性大動脈瘤:血管壁が破れて内膜・中膜から漏れ出た血液が血管周囲に血栓を作り瘤を形成する。
治療 仮性動脈瘤はope適応!!
仮性大動脈瘤→破裂の危険性が高いためope適応
真性大動脈瘤→胸部なら最大直径6cm以上、腹部5cm以上でope適応
瘤直径が1cm/年以上の増加を示す場合も破裂の危険性が高いたえope適応
大動脈解離
分類→stanford分類、DeBakey分類
この分類によってope適応化否かが決定するので覚えておきましょう。
治療:偽腔開存型stanford Aはope適応
stanford B、偽腔閉塞型のA型は、降圧療法
図82 血栓閉塞型か開型 上行大動脈or下降大動脈なのかCT画像で判断が出来るようにしておこう
過去問や試験で出題されていました
P:133 ASO
診断;ABI(足関節/上腕血圧比)≦0.9 で診断
分類;Fontaine分類 Ⅰ~Ⅳ度
ope適応は、Ⅲ度以上
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本日もブログをみて頂きありがとうございました。リライトを続けて見やすいサイトにしていきます。