こんにちは、T&Aです。
前回のブログでは、植え込み型VAD,体外式VADの適応疾患、除外疾患についてまとめています。まだ、ご覧になっていない方はアクセスをお願いします。
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私の学習記録になっております。誤解を生むこともあるかも知れません。間違っていることを記載している場合はご指摘をお願いします。
本日学習で学べること、目標は?
学習の目標:INTEMACS、JMACS分類に基づいたVAD埋め込みの適応が理解できる
お断り
INTERMACS(The Interagency Registry for Mechanically Assisted Ciculatory Support)
設立2005年
INTERMACSの目的:長期使用における情報収集
INTERMACSの活動
- 情報を収集・管理し種々の分析をおこないその結果を臨床現場にフィードバック
- 適正な適応・管理体制を確立し治療成績を向上。
- より優れたデバイスの速やかな臨床導入
J-MACS(Japanese registry for Mechanically Assisted Circulatory Support)
J-MACSの目的:植え込み型VADの市販後のデータ収集及びレジストリーの必要性
設立:2008年 6学会1研究会
- 日本胸部外科学会
- 日本心臓血管外科学会
- 日本人工臓器学会
- 日本循環器学会
- 日本心臓病学会
- 日本心不全学会
- 日本臨床補助人工心臓研究会
- 日本心臓リハビリテーション学会
- PMDA:医薬品医療機器総合機構
- VAD関連企業の連携
ニプロ株式会社
センチュリーメディカル株式会社
株式会社サンメディカル技術研究所
日本メドトロニック株式会社
J-MACS最新レジストリ
調査方法
ポイント
定期調査
埋込1週間後、1,3.6カ月後 以後6カ月後に定期調査を行うこと
有害事象発生時(再入院、抜去、心臓移植など)
随時報告
以上がINTERMACS、J-MACSの構成と目的、活動となります。
長くなりましたが、、上記の活動を理解しておかないといけないようですね。。
本日の学習目標であるVAD埋め込みの適応 INTERMACSは?
以下の図をご参照下さい。ガイドライン、参考書を用いてT&Aが作成しました。
INTERMCS分類とJMACS分類は同レベルに合わせされています。
レベル1=現状ECMO留置がされていることが多いためその場合は不適?
レベル2=植え込み型VAD適応
レベル3=植え込み型VAD適応
レベル4=薬剤治療困難例などはVAD適応
レベル1 レベル2,3の違いを理解しておかなければなりません。
体外型VADやECMOから離脱出来ればレベル1も適応となっています。
NYHA、INTERMCS,JMACS,心移植適応緊急度 3つのグラフを合わせています。
ポイント
NHYAⅣ度=INTERMCS4以上ということでしょう。
NHYA分類についていまいち理解できていない方は下記のブログへアクセスをお願いします。
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