こんにちは、おしどり夫婦T&Aです。前回のブログでは、補助人工心臓埋め込みに伴う感染率について学習しました。感染率は植え込み後1年間で4人に1人が起こると言われています。感染には、ドライブライン感染、ポケット感染、その他も含まれていました。まだ、チェックされていない方は、下記ブログをチェック下さい。
本日は、植込み型VADを留置後に発症する不整脈についてJMACSレジストリを用いて解説していきます。
お断り
私の学習記録になっております。誤解を生むこともあるかも知れません。間違っていることを記載している場合はご指摘をお願いします。
不整脈の定義
まずは、不整脈の定義について確認していきましょう。
除細動が必要な不整脈
除細動以外の不整脈とは?
①心静止(asystole)
②電気的無脈性活動(PEA)
JMACSレジストリには、不整脈の種類は記載されていないため、どうかな?とは思いますが・・・
臨床的に問題となってくるのは、上記2つ不整脈
③AV block 完全房室ブロック
④徐脈
等が挙げられます。
まとめ
植込み型VADを留置している際に致死性不整脈が出現してもバドが心臓の補助をしており、循環が保たれるため正直問題とはなりにくいです。そのため、植込み型VADを留置されている方で不整脈が出現しながら生活されている方は多々いらっしゃいます。
しかし、不整脈が続くことで、outputが稼ぐことが出来ずに肺水腫となるかたもいらっしゃることは現実です。そういった場合には、抗不整脈薬等でコントロールを試みています。
www.xn--xck3a0aq6hnc9eydz514duksd.tokyo
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参考文献&URL
JMACSレジストリ:http://www.jpats.org/uploads/uploads/files/J-MACS%20Statistical%20Report%EF%BC%882010%E5%B9%B46%E6%9C%88-2019%E5%B9%B46%E6%9C%88%EF%BC%89.pdf