こんばんは、おしどり夫婦T &Aです。前回のブログでは、LVAD留置時に生じるう心不全の確率について学習しました。右心不全の発生率は、360days 7%でしたね。詳細について学習したい方は下記へアクセスをお願いします。
www.xn--xck3a0aq6hnc9eydz514duksd.tokyo
今回は、LVAD留置時に発生する右心不全について一問一答で学習を行います。
本日学習で学べること、目標は?
LVAD留置時に発生する右心不全について学習し、そのメカニズムが説明できる
お断り
私の学習記録になっております。誤解を生むこともあるかも知れません。間違っていることを記載している場合はご指摘をお願いします。また、ある程度の医療に関する知識がある方を対象にブログを記載しています。そのため、難しい内容が記載されているかもしれません。内容が難しければコメントをお願いします。コメントにて解説を行います。
問題;左心補助人工心臓を駆動中に起こる右心不全の症状について、正しいものはどれか。
(1) 四肢の浮腫が出現する。
(2) 頸静脈が怒張する。
(3) 左心補助人工心臓の脱血が不良となる。
(4) 肺鬱血が著明となる。
(5) 体重が減少してくる。
a (1), (2), (3)
b (1), (2), (5)
c (1), (4), (5)」
d (2), (3), (4)
e (3), (4), (5)
解答
a
解説:
⑴⚪︎
右心不全の代表的な症状ですね。体内の循環を考えてみてください。左室から拍出された血液は大動脈を通り、右心血液が戻ってきます。右室の動きが悪くなると、四肢に血液が鬱滞してしまうため四肢浮腫が出現してきます。
(2)⚪︎
上記と同様に右心の動き悪くなると頸静脈が拡大します。鬱血を示唆する症状となります。
⑶⚪︎
右室からの血液が拍出量が減ってしまうため、左室に循環する血液が減ってしまうため脱血不良となります。
⑷✖️
左心不全の症状となります。左室の動きが悪くなることで、血液が左室に鬱滞してしまうため肺鬱血を来します。
⑸✖️
皆さんもご存知の通り、体重は増加しますね。
まとめ
本日は、LVAD装着時に生じる右心不全について一問一答で解説してみました。LVADを装着していなくても、左心不全、右心不全が生じるメカニズムを理解していれば解ける問題かとは思います。
何か難しい内容がありましたが、何でもご質問お願いします。
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