【文献】新人看護職人研修を担う教育担当者の活動と活動を困難にする要素

こんにちは、文献を読むだけではなく、output！！

*新人看護職人研修を担う教育担当者の活動と活動を困難にする要素

***著：嶋澤奈津子

【要旨】
　本研究の目的は、新人看護職員の育成を目的とした教育担当者の活動実態および役割遂行上で困難に感じる要素を明らかにすることである。教育担当者対象の研修参加者401名に部署内外での活動とその困難、組織からの支援等について調査票を用いて尋ねた。

その結果、新人・実地指導者への支援、計画の評価、管理者との連携について過半数の
者が困ることがありながらも上司、看護部、委員会等の支援を受けながらその都度解決
していた。一方、教育担当者は新人研修に部署全体を巻き込むことに困難を感じており、その要素として、巻き込み自体の他、スタッフ個々の教育能力・認識不足、研修を支えるシステムの整備不足があることが明らかになった。これは新人研修の努力義務化後において定着するまでの移行期に必然の課題と考えられたが、委員会や上司の支援を得ながら解決していくと共に他病院のベストプラクティスを活用するなど情報共有をする必要性が示唆された

こちらの文献では、教育担当者が新人看護師を育成する際に抱える悩みについて記載されていました。

***教育担当者の活動：研修ガイドより

①新人看護職員と実地指導者への支援

②部署及び部署に関連する職員に対する新人看護職員臨床研修体制の伝達・周知

③集合教育と部署教育の連動と促進

④部署管理者との連携

⑤部署における研修の評価

***病院によって役割が異なると考えられる。

**私的この文献を読んだメモ

教育担当者としての活動、かつ困難の有無