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指導士試験認定試験準拠P10~P17 心臓リハビリテーション指導士(心リハ) 講習会で説明された内容


今回は、指導士試験認定試験準拠 心臓リハビリテーション必携 から出題された箇所を覚えてい
る限りお伝えしたいと思います。
また、講習会で話していたポイントも情報提供します。


心臓リハビリテーション必携 ページと項目を記載してみます。


参考書が手元にない方は、↓↓↓のサイトに参考書の手に入れ方を書いています!!
http://shinzou-rehabilitation.blogspot.jp/2016/10/blog-post_9.html

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ページ、項目の下に重要な内容を記載しています。試験前などに確認して頂ければよいかな~と思います。

実際に講習会で説明されていた項目が多いので、このサイトを参考に必携にマーキングして行っても良いかもしれません!

サイトマップに関しては、ブログの下にリンクを張っているので飛んでみて下さいね!

それでは、気合を入れて行きましょう!!



P:10 骨格筋線維の違いについて
 
2つのタイプ 
Ⅰ型:収縮速度が遅く ミオグロビンが多く毛細血管に富む、赤味がかかっている(赤筋)
Ⅱ型線維は、収縮速度が速く(速筋線維)白っぽい(白筋)

P:11 ★最高心拍数と最大心拍数の定義の違いが重要

最大心拍数(maximal heart rate)・・・
心拍数は、運動強度の増加に伴い直線的に増加するが、負荷量を漸増させてももはやそれ以上心拍数が増加しない(頭打ちのleveling offの)心拍数

最大心拍数は、男女差はなく、年齢とのあいだに負の相関を示す。

★最大心拍数の求め方(220-年齢)/

予測最大心拍数(predicted maximal heart rate)予測式により求めた最大心拍数

最高心拍数・・・実際に症候限界性多段階負荷試験を行って得られた心拍数の最大値

P:12 心拍数予備能・・・最大心拍数または最高心拍数と安静時心拍数との差を心拍予備能あるいは心拍数予備能(heart rate reserve

P:13 心筋虚血・・・心筋への酸素供給と心筋の酸素需要のバランスにおいて前者が後者を下回ったときに発現する

冠循環の特徴・・・収縮期の冠血流が少ないのは、収縮期に左心室が生じさせる最大血圧に等しい圧力が左室心筋内層にも生じ、筋層内の冠動脈末梢を圧迫し、血管抵抗が増すため。

左室心筋への血液供給は、より低い拡張期の血圧しか駆動力となる事が出来ず、冠動脈狭窄に際して心筋への血流不足が生じやすい要因の一つとなっている。

P:13 重要!図10 心筋酸素消費量とその規定因子 理解しよう


運動時には心拍数が増し、交感神経活動の亢進とともに心収縮性も増し、筋肉ポンプの作用で静脈還流量が増大することにより前負荷が増し、さらに血圧の上昇により後負荷も増し、心筋酸素消費量は著しく増加する。


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P14;二重積 図11 心筋酸素消費量と二重積
二重積(double product)・・・心拍数と収縮期血圧の積が簡便な心筋酸素消費量の指標として用いられている。


運動中の心拍数、収縮血圧の増大は心筋酸素消費量の増大を意味する。


運動トレーニングは最高運動時の二重積を増加させるが、一方で同一運動強度でも二重積は低下させる。


虚血性心疾患例において運動トレーニングを行うと、虚血を誘発する閾値となる運動強度を相対的に高める事が可能である。


漸増負荷中の二重積は負荷の増量とともに増加するが、負荷中盤から増加がされに急となる。これにより形成される屈曲点が呼気ガス分析から求めた嫌気性代謝閾値にぽぼ一致する。

P:15 一回拍出量と心拍出量 フィックの式 講習会で説明

P16:動静脈酸素含量較差 講習会 テストで出題
★重要 

運動によりトレーニングをしていない健常人では、心拍出量は最大4~5倍、動脈血―混合静脈血酸素含量較差は最大3倍、酸素摂取量は最大安静時の12-15倍まで増大する。


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P16:酸素消費量 酸素摂取量 必ず知っておかなければならない。
酸素消費量・・・単位時間当たりに身体の代謝過程で消費されて酸素量


酸素摂取量・・・単位時間内に吸気ガスから取り込まれた酸素量(VO2)

本来は、Vの上にドットがあります。ブイドットオーツーと読む。


1METs=3.5ml//kg これはCPX時に必要な知識!!


運動処方に際して運動強度の設定に用いられる。通常、7METs以上の運動能力があれば、日常生活に支障がない

17:一回換気量と分時換気量の違いは知っておく

一回換気量;一回の呼吸で体内に吸入した、または体内から呼出した空気の量を一回換気量という。およそ500ml

予備吸気量;普通に空気を吸った時から最大まで空気を吸ったときの空気の量
Inspiratory reserve volume20003000ml

予備呼気量;普通に空気を吐いたときからさらに最大まで空気を吐いたときの空気の量
Expiratory reserve volume 1000ml

肺活量;一回換気量(500ml+予備呼気量(2000-3000ml+予備呼気量(1000ml=3000ml4500ml



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お疲れ様です。

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参考サイト
※日本心臓リハビリテーション学会サイトhttp://www.jacr.jp/web/join/