こんにちは、おしどり夫婦T&Aです。前回のブログでは、植込み型VAD留置時に起こる主な合併症についてJMACSレジストリを用いて学習しました。まだ、チェックされていない方は、ブログを参照下さい。

本日学習で学べること、目標は?
学習の目標:植込み型VAD留置時の合併症 装置の不具合について学習
植込み型VAD留置時に発生する合併症について振り返りを行いましょう。
本日は、装置の不具合が生じる確率について学習します!!装置の不具合が発生する確率は?22%/年
JMACSレジストリは、合併症の非発生割合を表記しています。
発生割合primary
私見
装置の不具合は、1年間で22%の確率で引き起こされています。装置内血栓症、外部コントローラー、外部バッテリー、ポンプ駆動部等に発生した不具合とされておりかなり高い確率ではないかな?と捉えています。電力喪失など手技的な問題も含まれていると考えられ、確率を抑えていくことが医療者の腕の見せ所ではないでしょうか?また、埋め込みされた患者さんも注意し抑えることが出来ると考えられます。
ちなみに、装置内血栓の割合も表記されていました。
3%の発生率/年
コアグチェックをしっかりとされ、抗凝固薬を指示通りに内服されれば血栓を予防することが出来るという結果となっています。
まとめ
本日は、植込み型VAD留置時に発生する装置の不具合、発生率について学習しました。
pS:私が学生時代の勉強方法としては、参考書をひたすら殴り書きしてノートにまとめたりして勉強をしていました。しかし、現代はスマートフォンが進化、アプリケーションが物凄く有能になっています。心理学DAIGO氏がおすすめしている分散学習という物を私自身も取り入れてみました。『エビングハウスの忘却曲線によると20分後に42%、1日後には74%忘れている』と言われています。いかに忘れないようにするか?トイレに資料を貼り付けたりするのも大事かも知れませんが、現代を生きるならばアプリで通知が来るようにしてみました。それが、分散学習アプリです。みなさんも一度騙されたと思ってダウンロードしてみてくださいね。質問、解答は自分自身で作成しなければなりませんが、それが覚えるきっかけになっています。
次回は、植込み型VAD 合併症-大量出血について学習を進めていきます。私のブログが参考になったよ!という方がいれば、いいね!やシェアをお願いします。
また、ツイッター、フェイスブック、Instagramを開設しています。ブログを更新した際には、そちらも更新しているため良ければ登録をお願いします。