こんにちは、おしどり夫婦T &Aです。
本日は、植え込み型VADの適応除外となる条件を一問一答を通して確認していこうと思います。こちらは、補助人工心臓管理技術認定士の試験対策にも繋がると考えております。今回、植え込み型VADの適応除外条件を確認することで受け持ち患者さんが植え込み型VADの適応かどうか?を考え臨床に臨めると考えています。
お断り
私の学習記録になっております。誤解を生むこともあるかも知れません。間違っていることを記載している場合はご指摘をお願いします。
問題;植え込み型VADの適応除外となる条件はどれか?
①30日以内に発症した肺動脈塞栓症
②糖尿病
③アルコール依存
④肺血管抵抗4wood単位
⑤血液透析
選択肢;
a(1)(2)(3)
B(2)(3)(4)
C(3)(4)(5)
D(1)(3)(5)
E(1)(2)(5)
解答;
D(1)(3)(5)
解説;
ポイント
植え込み型VADの適応除外=心臓移植の適応外であることを念頭においておかなければなりません
⑴⚪︎ 肺塞栓の既往は、心臓移植の相対的適応除外条件
⑵× 血糖コントロールが良好であれば適応外とはならない
⑶○ アルコール依存症は心臓移植の絶対的除外条件である
⑷× 肺高血圧症は、心臓移植の絶対的除外条件ではあるが、重症度は「血管拡張薬を使用しても6wood単位以上」の症例である
⑸○ 血液透析導入患者は適応外である。
本日の勉強のまとめ
ポイント
植え込み型VADの適応除外=心臓移植の適応外
肺塞栓の既往=心移植適応外
インスリン依存性糖尿病=心移植適応外
アルコール依存症=心移植適応外
肺高血圧症6wood以上=心移植適応外
透析患者=心移植適応外
次回は、今回学んだことを活かし、心臓移植の適応条件はなにかを学習していきます!!
お断り
私の学習記録になっております。誤解を生むこともあるかも知れません。間違っていることを記載している場合はご指摘をお願いします。